[Windows 10] リカバリーメディアの作成に失敗する場合の対処方法
2014/10/02
公開 | 2025/08/28
更新
対象モデル:VAIO PC
対象OS:Windows 10
リカバリーメディアの作成に失敗します。
対処方法をひとつずつ確認していきます。
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対処方法については以下のリンクよりご確認ください。
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ご注意
- VJZ14* およびVJPZ11* シリーズで、リカバリーメディアを作成する場合 は、USB Type-C のフラッシュメモリー、もしくはHi-Speed USB(USB2.0)またはSuper speed USB (USB3.0)のUSB フラッシュメモリーにUSB Type-C の規格に準拠した、USB Type C / A変換アダプターを接続した上で作成してください。
- リカバリーメディア作成については、FAT32 でフォーマットされた、USB 2.0 またはUSB3.0 に対応したUSBフラッシュメモリーを使用してください。
ただし2014 年 - 2017 年に発売された機種では、USB 3.0 規格対応のUSBフラッシュメモリーでリカバリーできない場合や作成に失敗する場合があります。
- リカバリーメディア作成時に必要となるUSB フラッシュメモリーの容量が例えば6~8GBと表示された場合、8GB のUSB フラッシュメモリーを使用すると、容量不足により作成に失敗する可能性があります。
リカバリーメディアを作成する際は、必要となる容量よりも大きい容量のUSBフラッシュメモリーのご使用をおすすめします。
- リカバリーメディアを作成する際は、AC アダプターを接続し、スタンバイ、休止状態、またはスリープに移行しない設定にしてください。
- USBフラッシュメモリー以外の周辺機器はすべて取り外してください。
- ハードディスク上の空き容量が少ない場合は、リカバリーメディアの作成はできません。
- パーティションを分割し、別パーティションに出荷時以外のOS をインストールした場合、リカバリーメディアの作成ができなくなる場合があります。
- セキュリティー機能を搭載したUSBフラッシュメモリーは、複数のドライブやパーティションとして認識されることがあります。
その場合は、リカバリーデータを作成、および保存する機能が制限されることがあります。
詳細については、USBフラッシュメモリーの取扱説明書をご参照ください。
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BIOSを初期化します
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追加したソフトウェアがある場合はアンインストールします
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暗号化ソフトやパーティションの構成を変更するソフト、セキュリティ関係のソフトをインストールした場合は、一旦アンインストールしてください。
これらのソフトの影響により、リカバリー領域に格納されたリカバリーデータを読み出せず、リカバリーメディアを作成できない場合があります。
アンインストール後、パソコンを再起動しリカバリーメディアが作成できるかどうか確認します。
作成できない場合は、次の項に進んでください。
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ディスクのエラーチェックでリカバリーメディアを確認後、FAT32でフォーマットします
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以下の関連FAQを参照し、ディスクのエラーチェックでリカバリーメディアのエラーチェックをしてください。
▼関連FAQ:
[Windows 10] ディスクのエラーチェック(チェックディスク)をする方法
エラーチェックでエラーが表示された場合は、今後読み出せなくなるなどの問題が発生する可能性があるため、別のリカバリーメディアを使用してください。
エラーチェックで問題がない場合は、パソコンを再起動後リカバリーメディアが作成できるかどうか確認します。
作成できない場合は、次の項に進んでください。
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リカバリーメディアをFAT32でフォーマットします
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リカバリーメディアをFAT32でフォーマットします。以下の手順でフォーマットを実施してください。
- リカバリーメディアを接続します。
- [スタートボタン]をクリックし、[スタートメニュー]を表示、アプリ一覧の中から[Windows システムツール]をクリックし、表示されたメニューの中から[PC]を選択します。
- フォーマットを行うリカバリーメディアを右クリックし、表示されたメニューから[フォーマット]を選択します。
- フォーマットの画面が表示されますので、「ファイルシステム」が[FAT32]になっていることを確認してください。
- 「フォーマットオプション」の[クイックフォーマット]のチェックボックスを外して、[開始]を選択してください。
- データ消去に関する警告が表示されますので、確認のうえ[OK]を選択してください。フォーマットが実行されます。
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「フォーマットが完了しました。」と表示されるので、[OK]を選択してください。
フォーマット完了後、パソコンを再起動してからリカバリーメディアが作成できるかどうか確認します。
作成できない場合は、次の項に進んでください。
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PCを再起動後、別のUSBポートにリカバリーメディアを接続します
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PCを再起動し、別のUSBポートにリカバリーメディアを接続し、正常に認識できていることを確認したうえで、リカバリーメディアが作成で きるかどうか確認します。
USB2.0のポートがあるモデルの場合は、USB2.0ポートに接続してください。
リカバリーメディアが作成できない場合は、次の項に進んでください。
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別のUSBメモリーで作成できるかどうか確認します
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別のUSBメモリーをお持ちの場合は、別のUSBメモリーで作成できるかどうか確認します。
作成できない場合は、次の項に進んでください。
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別のユーザーアカウントを作成します
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管理者権限のある別のユーザーアカウント作成し、リカバリーメディアを作成します。
別のユーザーアカウント作成方法は、以下の関連FAQを参照してください。
尚、作成するユーザー名は半角英数字のユーザー名としてください。
▼関連FAQ:
[Windows 10] ローカルアカウントを追加する方法
リカバリーメディアが作成できない場合は、次の項に進んでください。
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使い方のご相談のページよりお問い合わせください
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本FAQでご案内している確認事項を試しても改善せず、リカバリーメディアが作成できない場合は、お手数ですが、使い方のご相談のページのお問い合わせフォームより、以下の情報を記載してご連絡ください。
- 現在ご覧いただいているFAQ
- エラーが発生する具体的なタイミング(例:作成開始直後、作成開始後何分後など)
- 機種名および作成しようとしているリカバリーメディアのOS
- 使用されているUSBフラッシュメモリーの情報
- 追加されたソフトウェアの有無
- 購入直後、もしくはリカバリー直後のリカバリーメディアの作成かどうか
使い方のご相談
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